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【418】ジョークHTTPステータスコード「418-I'm a teapot」について完全解説

ジョークコードとして有名な「418-I'm a teapot」とは、ティーポットでコーヒーを入れるときに表示されるというエイプリルフールに生まれたネタコードです。

当記事ではエイプリルフールに登場してここまで有名になった「I'm a teapot」について解説していきます。

ステータスコードについて

問題が発生した場合や現在の状況を知らせるための3桁の数字コードのことを指します。ステータスコードで有名なものといえば404-Not Found(ページが見つからない)が挙げられます。

100番台、200番台、300番台が正常に動作していて400番台、500番台がエラー状態を示します。

今回紹介する418-I'm a teapotは400番台なのでエラーコードということになります。

詳しくステータスコードについて気になる方は次のページ「ステータスコード一覧と覚えておきたいステータスコードを紹介」を参考にしてください

418-I'm a teapot

1998年のエイプリルフールに作られたHTCPCP(Hyper Text Coffee Pot Control Protocol)ではティーポットにコーヒーを入れようとすると「418-I'm a teapot」というエラーコードを返します。

そんなジョークコードが世界中に広まり、面白がった個人や会社など色々なサイトで実装されていきました。

現在ではGoogleでもteapotページが存在しており、ステータスコードも418に設定されております。ティーポットをクリックするとコーヒーを注いでくれるアニメーションが始まり面白かったです。

真面目な組織が「I'm a teapot」を一度無くそうとしたことがあります。詳しい理由はわかりませんが、400~430までは実際に使われているステータスコードが多かったり、クライアントエラーが400番台としていることから将来のために消しておきたかったのかなと推測できます。

そんな真面目な組織の行動に対して「418-I'm a teapot」保護運動が起こりました。

結果としてはステータスコード418番は残されています。

ステータスコード一覧を見ると400〜417まで真面目なものがおいており、421からまた真面目なものになっていて面白いです。

HTCPCP(ハイパーテキスト・コーヒーポット制御プロトコル)

ジョークRFC(Request for Comments)として作られたHTCPCTはHTTPの拡張でコーヒーポットの制御を行うためのプロトコルとなっています。

実際に登録されているので詳しい内容が知りたい人は以下のリンク(RFC2324)から読むことができます。

WHENメソッドについて「コーヒーが注がれ、牛乳が提供されるとき、牛乳の受け手の所持者は、十分な牛乳がコーヒーに導入されたときにいつと言う必要があります。そのためにHTCPCPに「WHEN」メソッドが追加されました。足りる?と言いたいときはWHENと言います。」

4つあるメソッドについても面白おかしく書かれており、おいしいコーヒーについて熱い情報がかかれています。

また自動コーヒーポットが提供できないとき406を、コーヒーが提供できない場合は503を返すと言われています。

406、503は418と違い実際に使われているステータスコードで、406は受理できない内容がある(自動のコーヒポットはない)、503はサーバーが落ちたとき(コーヒーを提供できない)という実際のステータスコードを真似ているのだと思います。

まとめ

この記事を読んで実際に418ステータスコードを返却するページを作ってみたい場合、phpを使えるサーバーがあればすぐにできるので是非遊んでみてください。