Web制作で絶対に覚えておきたいHTTPステータスコード一覧

HTTPステータスコードは50個ほどあり、内容も難しいため全て覚えるのはとても大変です。
本記事ではステータスコード一覧と自分が思う「絶対に覚えておきたいステータスコード」を紹介しているので、ピックアップしたものだけでも覚えていってください。
-目次-
HTTPステータスコード一覧
ステータスコード一覧を紹介しておきますが全てのステータスコードを覚えている人はほとんどいないです。
自分が思う絶対に覚えておきたいステータスコードを最後に紹介しているので主要ステータスコードを抑えたい人はそちらを是非読んでみてください。
百の位の意味
まずはレスポンスコードの100の位が何を指しているのか覚えておきましょう
100番台、200番台、300番台は正常な動作をしており、400番台、500番台がエラーが起こっていることを示しています。
ステータスコード | 内容 |
---|---|
100番台 | 情報通知 |
200番台 | 処理の成功 |
300番台 | リダイレクト |
400番台 | クライアントエラー |
500番台 | サーバーエラー |
100番台(情報通知)
100番台は情報を受け入れる処理をしており、正常な状態です。読み込みが大きいと102の処理時間が伸びますが基本的には一瞬で終わります。
ステータスコード | 内容 |
---|---|
100:Continue | 継続 |
101:Switching Protcols | プロトコルの切り替え |
102:Processing | 処理中 |
103:Early Hints | 早期のヒント |
200番台(処理の成功)
200番台はリクエストの受理が成功しており、正常な状態です。
ステータスコード | 内容 |
---|---|
200:OK | リクエスト成功 |
201:Created | リソースの作成 |
202:Accepted | リクエスト受理 |
203:Non-Authoritative Information | 信頼できない情報 |
204:No Content | 内容なし |
205:Reset Content | 内容のリセット |
206:Partial Contnt | 部分的内容 |
207:Multi-Status | 複数のステータス |
208:Already Reported | 既に報告 |
209:IM Used | IM使用 |
300番台(リダイレクト)
300番台はリダイレクト設定に従いページを移動しており、正常な状態です。
ステータスコード | 内容 |
---|---|
300:Multiple Choices | 複数の選択 |
301:Moved Permanently | 恒常的な移動 |
302:Found | 発見 |
303:See Other | 他のURLの存在する |
304:Not Modified | 未更新 |
305:Use Proxy | プロキシを使用せよ |
306:Unused | 将来のために予約されている |
307:Temporary Redirect | 一時的リダイレクト |
308:Permanent Redirect | 恒常的リダイレクト |
400番台(クライアントエラー)
400番台はクライアント側の問題を意味しており、問題がある状態です。
ステータスコード | 内容 |
---|---|
400:Bad Request | リクエストが不正 |
401:Unauthorized | 認証が必要である |
402:Payment Reauired | 支払いが必要 |
403:Forbidden | アクセス拒否 |
404:Not Found | 未検出 |
405:Method Not Allowed | 許可されていないメソッド |
406:Not Accepted | 受理できない |
407:Proxy Authentication Required | プロキシ認証が必要 |
408:Request Timeout | リクエストタイムアウト |
409:Conflict | 競合 |
410:Gone | 消滅 |
411:Length Required | 長さが必要 |
412:Precondition Failed | 前提条件で失敗した |
413:Payload Too Large | ペイロードが大きすぎる |
414:URI Too Long | URLが大きすぎる |
415:Unsupported Media Type | サポートしていないメディアタイプ |
416:Range Not Satisfiable | レンジは範囲外にある |
417:Expectation Failed | Expectヘッダによる拡張が失敗 |
418:I'm a teapot | 私はティーポット(ジョークコード) |
421:Misdirected Request | 誤ったリクエスト |
422:Unprocessable Content | 処理できない内容 |
423:Locked | ロックされている |
424:Failed Dependency | 依存関係で失敗 |
425:Too Early | Early dataを受け入れない |
426:Upgrade Required | アップグレード要求 |
428:Precondition Required | 事前条件が必要 |
429:Too Many Requests | 要求が多すぎる |
431:Request Header Fields Too Large | リクエストヘッダーフォールドが大きすぎる |
451:Unavailable For Legal Reasons | 法的理由により利用不可 |
500番台(サーバーエラー)
500番台はサーバー側の問題を意味しており、問題がある状態です。
ステータスコード | 内容 |
---|---|
500:Internal Server Error | サーバー内部エラー |
501:Not Implemented | 実装されていない |
502:Bad Gateway | 不正なゲートウェイ |
503:Service Unavailable | サービス利用不可 |
504:Gateway Timeout | ゲートウェイタイムアウト |
505:HTTP Version Not Supported | サポートしていないHTTPバージョン |
506:Variant Also Negotiates | バリアントもネゴシエート |
507:Insufficient Storage | 容量不足 |
508:Loop Detected | ループ検出 |
510:Not Extended | 拡張できない |
511:Network Authentication Required | ネットワークに対する認証が必要 |
絶対に覚えておきたいステータスコード
ステータスコードを全て覚えることは根気がいるので、自分がよく見かけるHTTPステータスコードをまとめてみました。
ステータスコード | 内容 |
---|---|
100 | サーバーのリクエストを継続 |
102 | 処理中 |
200 | 処理が正しい |
301 | 恒常的なリダイレクト |
302 | 一時的なリダイレクト |
400 | リクエスト不正 |
401 | 認証が必要 |
403 | アクセス拒否 |
404 | ページが見つからない |
500 | サーバー内部エラー |
503 | サービス利用不可 |
試験に出たり、実際に覚えておかないといけないステータスコードは10個ほどです。
401、403、404などの有名なエラーコードをしっかり覚えておくことが重要だと思います。