HTTPステータスコード101-Switching Protocolsについて解説

HTTPステータスコードとは
HTTPステータスコードとは、クライアントがWebページを訪れた際にサーバがリクエストを受け、処理した状態を3桁の数字で表したものです。
HTTPステータスコードを確認することで、現在閲覧しているページの処理内容やエラー内容を理解することができます。
100番台が情報通知、200番台が処理の成功、300番台がリダイレクト処理、400番台がクライアントエラー、500番台がサーバエラーを示しています。大きく分けて100、200、300番台が正常な結果で、400、500番台がエラー結果です。
正常動作代表がリクエストが成功した場合に返される「200-OK」で、エラー内容代表がリクエストのリソースを見つけれなかった場合に返される「404-Not Found」です。
100番台(情報通知)
100番台は情報を受け入れる処理をしており、正常な状態です。読み込み量が大きい場合は「102-Processing」の処理時間が伸びますが基本的には一瞬で終わります。
ステータスコード | 内容 |
---|---|
100:Continue | 継続 |
101:Switching Protcols | プロトコルの切り替え |
102:Processing | 処理中 |
103:Early Hints | 早期のヒント |
詳しく知りたい方はこちら
101-Switching Protcolsについて
「101-Switching Protcols/プロトコルの切り替え」はクライアントのプロトコル変更要求に対して正常に処理しようとしている状態です。
HTTP通信のUpgradeヘッダを使用し、Web通信プロトコルの変更を行うリクエストを要求することで、サーバがWeb通信プロトコルの変更を行いレスポンスで「101-Switching Protcols」を返します。
クライアントとサーバの双方向通信を低コストで行うために通信方法を「HTTP」から「WebSocket」に変更するときに利用されることが多いです。
リアルタイム双方向通信の需要が増えてきた近年では今後知名度が上がるステータスコードかもしれません。